爽やかな青空。

真っ白な空間。

卒業の日。

そして、好きな人には好きな人がいる。

=LOVEの13thシングル表題曲『この空がトリガー』は、一見すると爽やかな王道アイドルソングでありながら、そのMVでは胸が締めつけられるような片想いの物語が描かれています。

センターを務めるのは佐々木舞香

佐々木舞香演じる主人公と、野口衣織演じる親友。そして親友の恋人をめぐり、「好きな人には好きな人がいる」という切ない関係が映像の中で展開されていきます。

さらにこのMVを特徴づけているのが、現実と妄想が入り混じるような映像表現

佐々木舞香本人もインタビューで、撮影中は「何が現実で何が妄想なのかわからない」ような構成だったと振り返っています。

そして物語を彩るのが、東京・神奈川に点在するさまざまなロケーション。

真っ白な巨大空間、大学キャンパス、街中、東京湾沿いの景色――。

実際の場所を巡ってみると、短編映画のような『この空がトリガー』の世界が、現実の街の中に存在していることに気づきます。

---

🎬 山戸結希監督が描いた「現実と妄想」の青春映画

『この空がトリガー』のMV監督を務めたのは、

山戸結希監督。

振付はst kingzのshoji、プロデューサーは三池智之です。

MVの特徴は、単純に「片想いの女の子」を描いて終わらないこと。

主人公の舞香が見ている光景の中で、

どこまでが現実で、どこからが妄想なのか。

その境界があえて曖昧にされています。

だからこそロケ地を巡るときも、

「あ、この場所であのシーンを撮ったんだ」

だけではなく、

「ここで舞香が見ていた景色は、物語の中では現実だったのか?」

と考えながら歩いてみると、MVをもう一度違った角度から楽しめます。

---

🤍 MVを象徴する場所「神奈川工科大学 KAIT広場」

『この空がトリガー』のロケ地として最も確実に確認できる場所が、

神奈川工科大学 KAIT広場

です。

公式MVのクレジットにも、

Location cooperation:神奈川工科大学 KAIT広場

と明記されています。

MVを見た人なら一度は気になったであろう、あの真っ白で巨大な空間。

天井には大量の四角い開口部があり、そこから自然光が降り注ぎます。

一般的な体育館やホールとはまったく違う、不思議な空間です。

ファンによるロケ地巡礼の投稿でも、実際にこの場所を訪れ、MVと同じように天井から差し込む四角い光を撮影しようとする様子が見られます。あるファンは、太陽の位置によってMVのような光の入り方にならなかったものの、反対側ではきれいに光が入っていたと投稿しています。

天候だけでなく「太陽の角度」までMVの景色を左右する。

そんなところまで含めて、面白い聖地です。

⚠️ ただし自由に入れる観光地ではありません

KAIT広場は神奈川工科大学のキャンパス内施設です。

聖地だからといって無断で大学構内に入り、自由に撮影してよい場所ではありません。

見学の可否や公開状況については、必ず大学の最新案内を確認してください。

---

🏫 実はMVには大学がいくつも登場する

ファンによる映像比較・ロケ地特定では、KAIT広場以外にも、

実践女子大学 渋谷キャンパス

東京工科大学 八王子キャンパス

などが撮影場所として特定されています。

ここで面白いのが、『この空がトリガー』が持つ

「学生生活の終わり」

という空気感です。

MVには制服だけでなく袴姿のシーンも登場します。

佐々木舞香は、この袴のシーンについて朝早い時間からの撮影だったとインタビューで振り返っています。

さらに、ただ立っているのではなく、相手を見る視線など細かな表情や仕跨にも注意して演技したと語っています。

派手なロケーションそのものより、

「卒業してしまえば、この関係も終わってしまうかもしれない」

という物語の背景として大学という場所が使われているところが、このMVの魅力です。

---

🌃 豊洲にも『この空がトリガー』の景色がある

ファンによるロケ地調査では、

豊洲ぐるり公園

も撮影地として特定されています。

大学キャンパスとは一気に雰囲気が変わり、東京湾沿いの開放的な景色が広がる場所です。

『この空がトリガー』というタイトル通り、このMVでは建物そのもの以上に、

空と人物との距離感

が印象的に使われています。

聖地巡礼をするなら、MVの画角を完全再現することだけに集中するより、

一度立ち止まって、MVと同じように空を見上げてみる。

そんな楽しみ方が似合う場所です。

---

☕ 東京には「日常」のロケ地もたくさん

『この空がトリガー』の面白いところは、大学や大きな広場だけがロケ地ではないところ。

ファンによる映像照合では、

八幡橋周辺

Shibuya Publishing & Booksellers

中華料理 喜楽

みらい館大明

ミモザハウス

など、東京都内のさまざまな場所が撮影地として挙げられています。

つまり、このMVの聖地巡礼は、

「一か所に行けば終了」

ではありません。

渋谷、池袋、大森、豊洲、八王子、厚木……。

東京と神奈川の日常の風景を横断していくMVなのです。

その点では、1日ですべて回ろうとするより、

エリアごとに分けて巡る

のがおすすめです。

---

💬 メンバーはこの曲をどう表現していた?

MV公開当時のメンバーのSNSを見ると、この曲についての表現にも少しずつ違いがあります。

センターの佐々木舞香は、

爽やかさがあるからこそ、より切なく感じる片想いソング

として紹介。

髙松瞳は、

叶わない恋を描いた切ない青春ソング

と表現しています。

瀧脇笙古も「切ない青春ソング」と紹介しながら、メンバーカラーを使った衣装にも注目してほしいと投稿。

野口衣織は、

「ちょっと切ない…王道アイドルソング」

と表現しています。

メンバー自身の投稿を並べてみると、

「王道」「青春」「爽やか」

「叶わない」「片想い」「切ない」

が同時に語られているのが分かります。

まさにこの矛盾こそが、『この空がトリガー』という楽曲の魅力です。

---

📱 今もファンが訪れる「この空がトリガー」の聖地

MV公開後には、ファンによってロケ地の特定が進み、X上でも複数の撮影場所が共有されました。

実際にその後、KAIT広場などを訪れて

「この空がトリガー MV撮影地行ってきた」

と写真を投稿するファンも確認できます。

また、作品そのものについても、

MV本編が終わった後まで含めて好き

という声がSNS上で見られます。

単純なダンスMVではなく、一つの短編映画を見るような作品だからこそ、公開から時間が経ってもストーリーやラストについて語られているのでしょう。

---

🚃 聖地巡礼するなら「九十九里」ではなく東京・神奈川へ

元々一部で「千葉・九十九里がロケ地」と紹介されることがありますが、今回確認した範囲ではその根拠は確認できませんでした。

むしろ『この空がトリガー』の聖地巡礼は、

東京+神奈川

として考える方が実際のMVに近いです。

たとえば、

- 都内巡礼:
渋谷周辺から高田馬場・池袋方面、大森方面、豊洲へと巡る
- 神奈川方面:
厚木・神奈川工科大学周辺

というように、地域を分けて巡ると現実的です。

大学など一般の観光施設ではない場所については、無断立ち入りをせず、各施設の公開・見学ルールを最優先してください。

---

🎧 聖地巡礼前にMVを「物語」としてもう一度見る

『この空がトリガー』のロケ地巡礼で一番おすすめしたいのは、

現地へ行く前にMVをもう一度、

「誰が誰を好きなのか」

だけではなく、

「どこまでが現実なのか」

を考えながら見ることです。

佐々木舞香本人ですら、撮影時には現実と妄想の境界が完全には分からなかったと語った作品。

だからこのMVには、一度見ただけでは気付かない情報がたくさんあります。

そして実際のロケ地に立つと、

「あのシーン、本当にここで撮っていたんだ」

という感動だけではなく、

「この場所を、山戸結希監督はどうやって物語の中の景色に変えたんだろう」

という楽しみ方もできます。

爽やかな王道アイドルソングなのに、

見終わった後には少しだけ胸が苦しくなる。

そんな『この空がトリガー』の世界を、

今度は実際の街を歩きながら追いかけてみてください。

---

🚨 聖地巡礼するときの注意

聖地巡礼をする際は、周囲の方々や近隣住民の方への配慮を最優先に考え、ルールを守った楽しい行動を心がけてください。